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睡眠外来

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は睡眠中に何回も呼吸が止まり、ぐっすり眠ることができない病気です。

大きないびきや起床時の頭痛、夜間の呼吸停止、日中の強い眠気などの症状があります。
潜在患者は人口の2~3%と言われ、放っておくと高血圧心臓循環障害脳血管障害などに陥るといわれています。

また日中の眠気などのために仕事に支障をきたしたり、居眠りによる事故の発生率を高めたりするなど、
社会生活に重大な悪影響を引き起こします。

しかし治療法が確立されているため、適切に検査・治療を行えば決して恐い病気ではありません。

SASの主な症状

十分に眠れないことが原因となってさまざまな症状が現れるようになります。

眠っているとき…
  • いびきをかく
  • 息が止まる
  • 呼吸が乱れる
  • 息が苦しくて目が覚める
  • 何度も目を覚まし、トイレにいく

日中、起きているとき…
  • 強い眠気を感じる
  • しばしば居眠りする
  • 午前中に頭痛を感じる
  • 記憶力や集中力が低下する
  • 全身倦怠感、疲れが取れない

予約方法

受診の流れ
1 ご予約

問診票を入力及びご予約をお願いいたします。
睡眠外来問診票


2 初診・検査説明

対面でのご説明またはオンラインでのご説明を行わせていただきます。

当院にお越しいただける場合 オンライン診療・配送をご希望の場合
睡眠障害の説明と検査機器について対面でご説明いたします。

検査機器は当日お持ち帰りいただきます。

2日間(48時間)の検査を行っていただき、
機器をご返却いただきます。
オンライン診療・配送をご希望の場合 Zoomを用いたオンライン診療にて、睡眠障害の説明と検査機器についてご説明いたします。

検査機器は後日の郵送となります。

2日間(48時間)の検査を行っていただき、 後日機器を郵送にてご返却いただきます。

※オンラインの場合はZoomを利用いたします。接続のための準備をあらかじめ済ませてください。
※スマートフォンでZoomをご利用の場合、下記アプリのインストールなどをあらかじめ済ませてください。



3 検査結果・治療機器のご説明

検査結果をお伝えいたします。
当院までお越しいただくか、オンラインをお選びいただけます。

検査結果の内容により、当院およびフクダ電子株式会社より治療に関するご説明をいたします。


4 治療機器のお届け

睡眠障害(SAS)専用の治療機器がご自宅に届きます。


5 経過観察(1ヶ月後)

治療開始後1ヶ月経過後、診察を受けてください。
※桐生院以外の医院をご予約されましても結果を受けられません。


料金について

検査のみ 約3,000円
検査+治療 7,000~8,000円
(別途、精密機器のレンタル代が発生いたします)

※保険適応での金額となります。(3割負担)

支払い方法

銀行振込
クレジットカード決済



セルフチェック診断

1.よくいびきをかく、指摘をされる

2.日中の眠気に悩んでいる。(会議中、パソコン作業中、運転中、テレビを見てい るときなど)

3.夜中に何度も目が覚めたり、よくトイレに行く

4.肥満がある。最近とくに肥ってきた

5.朝起きたときに頭痛がする

6.寝苦しいことが多い

7.だるい、疲れやすい

8.高血圧である、もしくは降圧剤を飲んでも血圧が下がりにくい

9.生活習慣病と診断されたことがある




睡眠障害症状について

病名 症状 心身への影響
睡眠時無呼吸症候群
■症状

眠っている間に呼吸が止まる病気です。
本人は気づかず、周囲に指摘される事で分かるケースが多くあります。

気道(鼻や喉)が何らかの理由で塞がってしまい、一瞬目覚めて呼吸をしても再び眠るとまた呼吸は止まり、これを一晩中繰り返し深い睡眠では無くなり、日中に強い眠気が出ます。
酸素濃度の低下で動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞に、睡 眠不足によるストレスで高血糖高コレステロールなど、様々な生活習慣病メタボリックシンドロームにもつながります。

■心身への影響
  • 日中の強い眠気
  • 動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞につながる危険性
  • 高血糖や高コレステロールにつながる危険性
  • 様々な生活習慣病やメタボリックシンドロームにつながる危険性
不眠症
■症状

中々寝つけない(入眠障害)・ぐっすりと眠れない(熟眠障害)・真夜中に起きてしまう(中途覚醒)・早朝に起きてしまう(早朝覚醒)などの睡眠問題が1ヶ月以上続き、日中に倦怠感・意欲低下・集中力低下・食欲低下などの症状がでます。

ストレス・体の病気に伴う場合・クスリの副作用などの原因があります。

■心身への影響
  • 日中の倦怠感
  • 意欲低下
  • 集中力低下
  • 食欲低下
レム睡眠行動異常
■症状

寝相が悪く手足の激しい動きや、大声で寝言を言ったりするなどの症状があります。
夢を見ても体は動きませんが、この病気では夢の中の行動が現実の行動となってしまいます。

■心身への影響
  • 入眠中の手足の動き
  • 入眠中の大声
  • 動作に伴った怪我、家財の毀損、パートナーや同居家族の健康被害など
睡眠リズム障害
■症状

朝が辛い・夜寝付けないなどが最も多く、朝に寝て夜に起きるケースがよくみられます。
朝に無理をして起きると、眠気、頭痛、倦怠感、などで学校や仕事がうまくいきません。
他にも、夕方に寝て早朝に起きてしまうパターンもあり、睡眠の時間帯が毎日少しずつズレて変化していくなどもあります。

■心身への影響
  • 日中の眠気
  • 頭痛
  • 倦怠感
睡眠不足
■症状

慢性の睡眠不足から、日中の眠気・朝起きれないなどの症状が起こります。
睡眠時無呼吸症候群、ナルコレプシーと間違われることもあり、注意が必要です。

意外ですが、睡眠時間が短いにも関わらず本人が自覚していないことも珍しくありません。

■心身への影響
  • 日中の眠気
  • 朝起きることができない
ナルコレプシー
■症状

日中の強い眠気で眠り込んでしまう病気で、睡眠発作とも呼ばれます。
会議中や試験中でも眠り込んでしまう程です。
眠気は突然来るため、居眠りしたことに本人が気づかないこともあります。
その他の症状として、大笑いやびっくりした時に体の力が抜けてしまう症状(脱力発作)が出る人もいます。

■心身への影響
  • 突然訪れる強い眠気(環境や状況に関わらない眠気)
  • 脱力発作
  • 上記に伴った怪我、事故など
むずむず脚症候群
■症状

足がムズムズする、動かしたくて我慢できないなどの症状が出てきて眠れなくなる病気です。
ひどいと朝まで眠れない人もいます。
別名レストレスレッグ症候群ともいいます。

■心身への影響
  • 足のむずむずで眠れなくなる
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